あらすじ
中学3年生になったら一部の学校であるゲームが始まります。
そのゲームがクラス全員で殺し合いをし、最後の一人になるまで戦わなくてはならないというものです。
この殺人ゲームに強制参加となった城岩中学3年B組の生徒達。
個性豊かな生徒たちの、生き残りをかけた戦いに度肝を抜かれる作品です。
全巻の内容と感想
修学旅行中のバスの中、急にクラス全員が睡魔に襲われます。
全員が眠りたどり着いた先は無人島の教室。
そこで新たな担任の先生と名乗る嘉門は、「ここにいる42人の皆様でたった一人の優勝者が決まるまで殺し合いをしてもらいます」と言い、本当の担任の先生と、生徒2人を殺してしまいます。
そしてクラス全員にバラバラの武器を配り、生徒一人ずつが外に出て行き戦いが始まります。
隠れる人、他人を殺す人、仲間と手を組む人など、個性豊かな学生たちが生き残るために様々なアイデアで戦います。
主人公の七原は親友が嘉門に殺されたので、親友の好きだった中川を守るため共に行動を始めました。七原は仲間を守ることを選び、中川と川田(周りから孤立した転校生)と共に行動します。
3年B組の不良リーダーの桐山は、仲間を裏切り一人生き残る道を選びます。桐山は裕福な家庭で育ち、才色兼備の持ち主です。
女子グループの不良リーダーの相馬は、過去に辛いことがあり、誰のことも信用しなくなりました。戸惑うことなく他人をだまし、平気で人殺しができる殺人鬼となりました。
高い格闘レベルを持つ杉村は、七原と友達で内気だが人情深い性格。親友や好きな女性を探すため、単独行動で参加しています。
バスケが得意で様々知識を持つ女性から人気の三村。叔父を尊敬し、どんな時でも冷静かつクールに物事を進めることをモットーとしており、殺し合いではなく脱出プランを考えています。
この7名が物語のキーパーソンで、様々な過去を抱えながらも自分の正義を信じて戦います。
最初から最後まで刺激的で迫力満点のストーリーです。
私が一番好きな巻は最終巻で、政府に一泡吹かせるシーンはワクワクしました。
デスゲーム系の漫画が好きな人にはとてもおすすめの漫画です。
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